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やすんごのギリシャ・イタリア紀行(その12)
コリントス運河を渡ってナフプリオへ
   
(アテネからナフプリオへ出発)

 バスでナフプリオに向かう。ナフプリオは、ペルソネス半島にある古代都市であるが、1830年にギリシャが独立した際に最初の首都となった場所でもある。ナフプリオ向かう途中、コリントスで運河がかかる橋を通る。非常に切り立った運河の掘削跡が印象的である。

 ナフプリオは港町であるが、高台のアクロポリスの丘は中世にトルコからの防衛目的でヴェネツィア人が建設したパラミディの要塞が築かれている。湾の真ん中に築かれた要塞島(ブルジイ島)とペアになって機能したという。

 私たちが止まったホテルはレックス。中級ホテルである。

 
 コリントス運河は、切り通しみたいに垂直に削って作られている
 
(ナフプリオで夕食に「ギロス」を食べる)

 ホテルチェックイン後に町を歩く。ナフプリオは山が海に迫った港町であり、山の上にはヴェネツィア人が作った砦の遺跡が見える。999段の階段で上ることができるそうだ。

 ホテルから中心街の方に歩いていくと、憲法広場までつく。ナフプリオンは、1830年にギリシャが独立したときの首都であったから、ここで憲法が公布されたのだと思う。この広場の一角の店の横に白い石に刻まれた碑がはめ込まれている。ここで、初代大統領イオアニス・カポディストリアスが暗殺されたことを示すものだ。こうしたものを見るだけでも、古代ギリシャから、ローマ帝国、オスマンの支配、ヴェネツィアの抵抗、トルコからの独立、独立時代の混乱という、ギリシャの激しく変化する歴史の足跡を感じることができる。

 町を一通り回った後、港に面したカフェで店で軽く食事である。

 出てきたのはサラダ。ポテトフライ。そして、ピタパンのような中に豚肉を焼いたものを挟んだものだ。これは「ギロス」というらしい。ギリシャ語で巻くという意味だ。こうしたギリシャ人が自ら食べる軽食のようなものを食べるのは楽しい経験だ。

 川島先生ならではの食事だ。よく海外の食事は量が多くて困ることがあるが、今回の旅行はその点もよく考えられている。
 
 ナフプリオの憲法広場。
 
 ギロスという名前のピタパンのサンドウィッチ。
 
 
 
   
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