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やすんごのギリシャ・イタリア紀行(その11)
アテネの昼飯とオリンピック・スタジアム
   

(米詰めトマトにレッチーナ)

 川島先生の講義を聴きつつ、美術館を巡ることは疲れるが、非常に効率的でもある。2つの美術館を見た後で、2時からの遅い昼食を前夜と同じタベルナ・ビザンチーノでとる。

 まず出てきたのが、トマトの中に米をつめた食べ物だ。「ゲミスタ」というらしい。ギリシャはイタリア南部と同様に米も食べる。リゾット的に調理された米を詰めてグリルしたトマトは、外見が美しいだけでなく、味も日本人好みで美味である。

 次の料理は、空豆のような大きな白い豆を煮たものだ。そして、ズッキーニの煮物。ラタツーユ的な料理だ。そして、通常のサラダが出てくる。上にフェタチーズが乗り、新鮮なトマト、キュウリ、レタスなどが入っている。

 本日のメインは、豚肉にほうれん草をかけたものだ。ただ、これはそれほど感激しなかった。

 今回飲んだワインは、レッチーナという、松ヤニ入りの白ワインである。昔ワインの栓に松ヤニを使ったのがワインに溶け込んで独特の風味をだしたということから、特産になったギリシャ独自のワインである。実は、日本で飲んだこともあるのだが、その時にはそれほど美味く感じなかった。しかし、ギリシャで料理と一緒に飲むとかなりいける。やはり、その土地の気候で、あった料理と一緒に飲むと、大分印象が異なる。


 
 ゲミスタ。リゾット的なお米を詰めてグリルで焼いたもの
 

(オリンピック・スタディアム)

 食事を終え、アテネの町ともお別れである。最後にオリンピック・スタディアムを見ていくことにした。

 ここは、近代オリンピックの第1回大会と2004年大会の開会式の場所でもある。しかし、古代の競技場をそのまま活かした施設であるので、現在のトラックとは異なり、かなり横方向がせまい。現在は陸上競技でも楕円形のトラックを走り続けるが、古代においては、徒競走は直線を折り返したそうだ。現在でも水泳競技は往復運動で距離を稼ぐのだから陸上競技でも往復で距離をかせいでも全然おかしくないと思う。(逆に、水泳を楕円形のプールで行ってもおかしくないのではないかと想像が巡る)

 ということで、通常の陸上競技場を見慣れた目にはやや狭めのトラックである。

 さらに、特徴的なのは席の配置が楕円形ではなく、馬蹄型であり、道路に面した部分は観客席が切れている。この石造りのスタディアムは風格があり、一見の価値がある。スタディアム自体には入れないが、その道路側から十分に見学することができた。
 
 アテネの古代スタジアム。石造りの席に五輪のマーク。
 
 
 
   
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