TOP    
BACK   UP   NEXT

やすんごのギリシャ・イタリア紀行(その23)
ボーキスの三叉路(オイディプスの殺人現場)
   

(ギリシャ最後の食事を取る)

 ここは最後のギリシャでの食事だ。まず、チーズとオーツ入りのスープ。オーツミールのような食感であり、体が温まる。

 チーズのフライ。ズッキーニのフライ。サラダ。そして、メインはハンバーグ。ハンバーグといっても炭火焼きで、油も落ちて香ばしい。まるでバーベキューの肉のように美味である。もちろん、一緒にワインも飲む。

 
 オーツ入りのスープ
 

(運命の三叉路)

 食後、デルフィの近くにある殺人現場を見に行くことになった。といっても、3000年前の伝説上の殺人であるが…。
 
オイディプスが実父であるテーバイ王のライオスを殺害した現場は、テーバイとデルフィからの道が交わるボーキスにある三叉路である。昔の道は、主要な自動車道とは離れた谷をくねくねとつたっている。私たちのバスは、主要道を離れて谷に向かっていく。こんな場所にわざわざ立ち寄る日本のツアー・グループはまず存在しないだろう。川島ツアーならではである。

 この三叉路のそばには、ギリシャ精神分析学会の碑が建っているので、現場であることがわかる。碑はオイディプスの戯曲の一節が刻まれている。オイデュプスが、妻であり実母のイオカステに先王の死について訪ねる一節である。

 精神分析学の祖とされるフロイトが、オイディプス・コンプレックス(エディプス・コンプレックス)という概念で現代人の心理の病理を理論づけたのだから、精神分析学会が碑を建てるのもうなずける。

 
 オイディプスの一節
精神分析学会が建立
 
 
 
   
    TOP    
BACK   UP   NEXT