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やすんごのギリシャ・イタリア紀行(その30)
フィレンツェのドゥオーモ
   

(ドゥオーモ)

 アカデミア美術館とウフィツィ美術館の2つだけは全員で見学したが、後は自由時間になった。このため、買い物の前に、ドゥオーモとその付属美術館をみることにした。

 ドゥオーモは建物自体がフィレンツェ様式と呼ばれる独自様式の建物となっている。白い大理石と黒っぽく見える緑色の大理石、ピンクの大理石を組み合わせて、幾何学模様を一面に施している。ただ、内部に入ると、結構がらんとしていることを感じた。

 この後、美術館の方に行って判明したのであるが、主要な美術品はドゥオーモから運び出し、美術館で展示している。したがって、両方訪れて初めてドゥオーモの全体像が理解できると思う。

 ドゥオーモ付属美術館の目玉は、ミケランジェロが晩年に制作して未完成のピエタである。自分の墓を飾るためとの意図をもって1550-1553にかけて作成された。この作品は、「ドゥオーモのピエタ」とか「フィレンツェのピエタ」と呼ばれている。

 登場人物は4人であり、イエスの死体をニコデモが上から引き上げ、右側に聖母マリア、左側にマグダラのマリアがそれぞれイエスを支える構図になっている。非常に繊細で美しい仕上がりになっている。しかし、イエスの左足が事故で欠けたことにより、ミケランジェロが制作を止め、自ら作品の一部を破壊した。この作品で、ニコデモの姿形はミケランジェロ自身をモデルにしたと言われているので、先に見たアカデミア美術館のピエタに関する川島先生の説明も理解できる気がする。

 
 ドゥオーモ
 
 
ミケランジェロ制作のピエタ

(エノテカ・ピンキオーレで食事)

 今回の旅行は、ギリシャでは全部の食事が出るし、イタリアでは朝晩が提供される。しかし、私たちは、この日だけは、グループの食事から外れ、フィレンツェの高級レストラン「エノティカ・ピンキオーレ」で食事をとることにした。

 すばらしい料理とワインの両方ともデギスタシオンでお任せにした。特に、ワインはトスカーナ地方でそろえてもらい、スーパートスカーナも含めたセレクションにしてもらった。ミシュラン三星レストランでの食事はなかなか得難い経験であった。豪華な雰囲気の中での食事は、サービス、料理、ワインともに満足した。

 
 
 
   
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